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真夜中のソウルノート


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久しぶりにSOULNOTEセットの話。

しばらく書かなかったが、出張が無く自宅に帰る日は毎晩聴いている。
プリとして使っている「sa1.0」を最初に手に入れてから早数年。
今は旧型になった「CM5」ともども十分なエージング期間を経ているので、
実にみっちりと心地よい音を奏でてくれている。
まるで機器が透明になって音楽だけが聴こえてくるよう。

セッティングに関して言うと、今の状態は今までで二番目に良い音。
一番だったときは付属の電源ケーブルで、Audirvanaが前バージョンで、
スピーカーケーブルがヴァン・デン・ハル「The Clearwater」。
弾けるような躍動感と生々しい空気感が最も充実した音。

電源ケーブルを「ACC180」に変えたら、全体的に音が繊細にほぐれたが、
Audirvanaを最新バージョンにした途端、解像感が高すぎるというか
高音がキンキンと急激に変化して閉口してしまった。
元に戻すことを考えたが、Audirvanaの動作が九割方安定したので、
ここは固定することにする。なにせもう殆ど固まらないで動き続けている。

他でどうにかとスピーカーケーブルを余っていた「REAL CABLE」に変えたら
躍動感と空気感が後退した代わりに、今度は滑らかさと柔らかさが出た。
この今の音が気持ちよくて、夜聴くとすぐに眠くなってしまう。
深夜でも「sa1.0」のボリュームを1クリックでも右に回していれば、
ピアノトリオや女性ヴォーカルなんかが特に良い。
集合住宅に住む自分にとって、真に実用性の高い特徴だと思う。

音色の良し悪しは聴く人の好みだから、評価は様々に分かれて当然。
ただ自分がSOULNOTEを何年か使い込んでしみじみ分かるのは、
演奏が生き生きと生々しく聴こえてくること。
なんだかメーカーコンセプトそのままだが、これは本当にそうだと思える。

あと、メーカー純正のケーブルラインナップが充実している。
当たり前だが、すべての機器との相性もすこぶる良い。
結果、アクセサリーにお金を使いすぎなくて済むのだが、
オーディオ探究的に言うと少し寂しく、この辺りは他のシステムで満たすつもり。
何せSOULNOTE機器間のケーブルを社外品に変えて良くなった試しがない。

モーツァルトとアキュフェーズのセットを手にしたけど、
依然として大切なメインのオーディオシステム。
鳴らし込んできたからこそ手にした、今の音が気に入っている。


by higemegaongaku | 2014-11-30 09:37 | SOULNOTE

日々

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趣味のカメラに映画に車に自転車、プログは最近全然更新してないけど、
ここ数ヶ月も、一番の趣味はオーディオ。

自分の日常は、大体月曜から金曜の平日は地方出張。
前の晩から電源入れっぱなしのSOULNOTE+B&W CM5のメインシステムで、朝の30分ほど音楽を流す。
車を車庫から出して出張へ出発、移動中はカーステのBOSEを大音量で流しまくる。
旅館について撮影や打ち合わせを終え、部屋に行ってからは
BOSEのBluetoothスピーカー「Sound Link」でJAZZを流しながら一日の疲れを癒す。

出張の帰りもカーステを鳴らしまくりながら、何百kmの距離を走り終えて帰宅。
手を洗うのももどかしいほどに、いそいそとSOULNOTE機器のスイッチをON。
帰宅時間が零時を過ぎるぐらいだと、いくら小音量とはいえ音楽を聞ける時間はせいぜい30分から1時間。
翌朝も聴くのだからと電源を入れっぱなしにすると、ブルーのインジケーターが眩しくて不眠気味。
結局朝も聴けるのは30分だからと平日の深夜は、自宅でも「Sound Link」を鳴らすことに決めてみた。

出張先だと十分以上の音に聴こえる「Sound Link」も、メインシステムと比べれば音質の差は絶大。
結局あまり聴く時間がなくても自宅では、寝室のSOULNOTEに火を入れてしまう。
電源つけっぱなしの機器が鳴らす潤いと滑らかさのある音は魅力だけど、
エコの観点と出張中に落雷なんぞに襲われたら、、まめに電源OFFにすべきか悩む自分のせめぎ合い。

寝室のシステムばかりだと、リビングのシステムがごねはじめる気がして、
休日はBOSEシアターシステムや、それにつないでるTEACのCDプレーヤー、
HEGELのDACにも火を入れてアルバム1〜2枚分ぐらいを鳴らす。
ご飯を作りながら、ダイニングテープル上のミニマムシステムにも火を入れる。
そんな合間に映画も見たいわで、けっこうせわしないオーディオライフ。

最近はクラシックにも手を出し始めたので、CD買ったりハイレゾダウンロードにも余念がない。
それにしても音楽って素晴らしいし、オーディオって趣味も面白い。





by higemegaongaku | 2014-06-28 22:59 | オーディオ全般

一致団結

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オーディオシステムに手を加えると書いていて、今現在何もしていない。
何かしようと思った矢先に、何か音が急によくなってきた気がしている。。
何を馬鹿なと自分でも思うが、すべての機器が一致団結したかのようによく鳴っている。

気温? 湿度? エージング??

理由は全く不明だが、誰かが交換される危機を皆が助けているような…
不安定だったMacMiniまで相当に安定してきて、当面の不満がなくなってしまった。
電源を入れてすぐでなければ、CM5も滑らかできれいな高音を出してくれている。
固いなと感じていたのがちょっと嘘みたい。

ということで今は猛烈にAmazonからCDを購入している。
ここ2ケ月一枚も買ってなかったからまるで堰を切ったみたい。
内訳はラテン女性ヴォーカルを中心に、久しぶりにロック。
「Cocteau Twins」「Everything But The Girl」「My Bloody Valentine」とか
若い頃手が回らなくて聞きそびれていたミュージシャンたち。

なかでも「The Blue Nile」は、もっと早くに聴いていれば良かったというか、
今さら聴くという出会いがいいのか分からないが本当に素晴らしい。
2ndの「Hats」を買ったが、残りすべてのアルバムも注文してしまった。
逆にもともと好きな「Pixies」や「Prefab Sprout」の新譜は、
ピンとこないというか買わなくても良かったかと後悔中。


by higemegaongaku | 2014-05-26 23:08 | オーディオ全般

来客

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以前書いてそのままになっていた旧友Mが、GW期間中に遊びに来てくれた。
オーディオ歴の長い彼に、我家のシステムをジャッジしてもらうのが目的だ。
「CD持ってきた?」「うん、これ」
たっぷり持参してきてくれた枚数から本気度が伺える。

さっそく試聴スタート。実はどれだけ辛辣なコメントをもらっても動じないつもりだった。
自分はまだ初めて数年で色々な機種を機器比べた訳ではないし、セッティングの経験も乏しい。
本当に言い訳の準備でなく、真摯に彼の意見を今後に役立てたいと思っていたのだ。 
また、20年をゆうに超える付き合いの中で、Mが素直に褒めない男であることも知り尽くしている。

最初にかけたのは自分の知らないオールドジャズ、 こういう古めの音源は、
少し耳について自分のシステムが苦手とする分野だ。
続いてクラシックに松田聖子と様々なジャンルのCDが続く。 
自分の良く聴く、新しいピアノトリオやジャズヴォーカルも聞いてもらう。

一通り聴いて彼の下したジャッジは、予想と全く異なる答えだった。 
「すごく、いいね」「え?」「いいよ」「音少しきつくない?」 
「解像度は高いけど、きつくはない、ブックシェルフなのに低音もしっかり出てる」 
うーん、あまりに想定外の答えに喜ぶよりも困惑してしまった。

ジャズでもボサノバでも、女性ヴォーカルはクリアで好ましいが、
  一番好きなピアノの音が、イメージよりも固い。同様にトランペットやサックスも少しキツい。
 ちょっとマクロレンズ入ってるというのが、自分のシステムに対していだいていた印象。
彼に言わせると「CDに入っている音が全部出ていて好ましい」という。
なんか自分が自分のシステムを信じきれていなかったみたいで情けない。
ちなみに彼は「B&W」に関しては、元々キツいイメージを持っていたが、
 今日ここで聴いてキツくはなくて、低位が優秀だと感じたと言ってくれた。 
「SOULNOTE」に関しては何の知識も持っていなかった。

互いに単独DACも使っているが、音源はPCよりCDの方が音が良いというのは共通した意見。
最後に自宅のシステムと聴き比べるため耳に覚えさせると言って、

二人とも持っているHalie Lorenのアルバムから「My Rainbow Race」を聴いて、Mは帰って行った。

筋金入りのニヒリストからの意外極まりないお褒めの評価。 
数日経って、ようやく素直に嬉しいと思えはじめている。 
自分にとっては誰に褒められるより大きな影響力がある男である。
SOULNOTEにB&Wで良かった、経験が浅いなりにセッティングを詰めてきて良かった。
そう思うと段々と音もキツく感じなくなくなってきた。
持ち主の方は実にいい加減だ。


by higemegaongaku | 2014-05-07 00:03 | オーディオ全般

音を聴くとき、聴かないとき。

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来週末から12日間、インドへ行く。

むろんその間自宅のオーディオシステムで音楽は聴けない。
目的が自分の所属する写真表現チームの活動なので、自分自身のモードも創作メインに切り替える。

今日は、準備の仕上を行いつつ自宅でイリアーヌを聴きまくっていたが、
しばらく日本食が食べれないと思うと、焦りが出てきて近所の居酒屋に行ってきた。
ここのところ気に入っているその店は「野菜の肴で日本酒を旨く飲ませる」がコンセプトで、
行くたびにその季節の食材を使った滋味深い料理が食べられる。

酒も肴も気に入っているが、店内に一切音楽が流れないのも印象深い。
その変わりに耳に入る客同士の会話と、店主の包丁の音が混じり合って
何とも言えないアンビエント効果をもたらしてくれる。
ヘビースモーカーの自分もこの店に居る時は、殆ど吸わずに野菜と酒の妙味を堪能している。

ほどほどで店を後にして、家に帰り再び音楽を鳴らすと、これがまた何とも気持ちいい。
たかだか数時間聴かなくてもこれだけ新鮮に聴けるのたがら、
3月中旬に日本に戻ったときはどれほど心に染み入るのだろう。



by higemegaongaku | 2014-02-22 23:14 | オーディオ全般

Listening Session Vol.1

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昨晩は予定通り「飲み会」を兼ねたオーディオ試聴会を我が家で開催。
電車が止まるほどの大雪にも関わらず、4人のロードバイク仲間が集まってくれた。

熱燗とともにやんややんやと鍋をつつきあった後、SOULNOTEセットのある寝室へ移動。
各自に持って来てもらったCDの中から一曲を選んでもらい、
その曲への思い入れを語ってもらいつつ順番に皆で聴いていった。

「音、イイ! 」最初の一曲目の出だしから感嘆の声が上がる。
「この曲俺もCD持ってる!」「昔よくかかってたよな!」「知らなかったけどいい曲だね!」
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40前後のおっさん達が、まるで中学時代に戻ったかのごとくはしゃいでいる。
嬉しいのは曲のノリや、声の美しさなど、話題が音よりも音楽に集中していること。

「スマホも鳴らせるの?」

CDを持って来なかった友人からのリクエストを受けてプレイスタイルを「AirPlay」に変更。
普段車内やイヤホンで一番聴いている曲が、ステレオスピーカーを通じて鳴り響く音に歓声が上がる。
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聞かれたのでシステム一式の金額を伝えると、オーディオ機器への興味もヒートアップ。
もはや順番は総崩れになり、我先にこの曲を聴いてみたい、いや俺のあの曲が先だと
室内はカラオケルームの争奪戦の様相に。
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「どんな音楽を聴くかでそいつがどんな奴か分かるよな」
「ちゃんとした気持ちで音楽聞くの久しぶり」
「オーディオ面白そうだねぇ」
「分かってたらもっとCD持って来たのに」
「iPadでも鳴らせるの? そっちにはもっといっぱい曲入れてんだけど」
「また、ぜったいやろうよ」

自分がやったのは、友人を招いて好きな曲を好きなようにかけてもらっただけ。
それだけで、音楽を楽しみながら大勢で聴く楽しみが、オーディオへの興味とともに見事に成立した。
聞き終わった後は、オーディオ雑誌を見せながら色々説明すると皆も興味深く聞いてくれる。
自分がショップのスタッフだったら、今なら何でも買ってくれそうだ(笑)

でも、普通の人はオーディオショップには行かない。
身近な友人が、趣味の一つとしてオーディオをやってるから興味を持ってくれるのだ。

「いくらぐらいかかるの?」友人からの質問にこう答えた。
「いくらでもいいと思うよ、どんな金額でも楽しめると思う」
もし、このうちの何人かが実際に何か買いたいと相談してくれたら
なるべく安くて音楽を楽しめる組み合わせを一緒に考えたいと思っている。

高音質の追求や高額機器の購入は、興味を持った後に自分自身で欲するもの。
最初から何十万もするセットや、1m何万もするケーブルを勧めるのは本当にナンセンスだ。
オーディオの最初は、今までよりも少し良い音にするだけでいい。


by higemegaongaku | 2014-02-16 15:38 | オーディオ全般

オーディオって

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オーディオの輪が広がらない、、最近とみにそう思う。

車とカメラにロードバイク、今までやって来た趣味はそれを通じて交流も広がった。
運転歴26年で車は8台、2台前まではホイール交換はもちろん、車高調で5mmの差にこだわったり、
理想の吸・排気音を求めてフィルターやマフラーも変えていた。
車好きの仕事仲間やクライアントも多いので、酒を飲みながらあーだこーだと会話も弾んだ。

カメラは、デジタル一眼4台にフィルムカメラ5台を現有し、レンズも30本近く買った。
週末毎に朝5時に起きて人気の無い渋谷や銀座を撮ったし、動物園にも熱心に通った。
友人に教えたり、事務所のスタッフと連れ立っての撮影にも出かけた。

ロードバイクも1年目で3台購入し、数年前までは毎週のように走っていた。
いつの間にか10人近いチームになり、都内から湘南や山中湖にも出かけた。
(あまり走らない割に飲み会だけは今もコンスタントに行っている。。)

その点一人で聴き浸るオーディオは不利だ。
相手が女房や恋人でも、相当趣味が近くないと一緒に聴き続けるのは難しい。
となると、各々が自宅で体感した音にまつわる発見や、気に入ったアーティストの紹介を
酒の席で話題にするか、相手の家に遊びに行くとかだろうか。
いずれにせよ、ちょっとスケールが小さいかな。。
車やロードバイクは連れ立って走りに行けるし、写真はブログやSNSでの発信や交流がしやすい。
写真展も頻繁に開催されてるし、旅先で見かける年配の同好会の方々も一様に楽しそうだ。

オーディオは視覚と違って共有しにくいのもあるが、何せ食いつきが弱い。
カメラやロードバイクは、身近な人がやっているなら自分も! とすぐに伝染した。
入門機でいいと呟いていた知人たちも、気がつけば立派な一眼レフをかまえたり、
派手なロードバイクのウェアに身を包んでいる。思うに比較的早期に2〜30万程度は使っているはずだ。

「イヤホンって3,000円以上するのもあるんですか?」
立派なロードバイクにまたがる女子が漏らしたこの一言が如実に物語っている気がする。
「高いし、場所取るし、、」そうは言うけどそれはロードバイクも同じで、
スペース的にはオーディオより邪魔になってるでしょうが。。

以前ネットで読んだ「ザ・ステレオ屋」さんの考えやイベントが非常に印象に残っている。
実家のオーディオ屋をついだが、およそ女性にモテそうにない業界に失望されたこと。
それゆえ自らが企画し、メーカーや販売店と協力してスマホやiPodを持った人たちに、
質の高いオーディオシステムで好きな曲を自由に聴いてもらう内容だったと思う。
彼自身の好むジャンルがヘビーメタルというのも素敵に感じた。

ロックやソウル、ファンクにハワイアン、演歌にサンバにガムラン。
ジャズやクラシック以外にも音楽の数だけオーディオ機器の需要はあるはず。
自分もオーディオの雑誌にポータルサイト、熱心な方のブログを読むのは大好きだが、
このままだと行き詰まっていつかつまらなくなりそうでちょっと怖い。
だからこそ「ザ・ステレオ屋」さんの意義深いアプローチは輝いてみえた。

10年前に今のマンションを買ったとき、新しい暮らしへの夢とともにオーディオ機器を買おうと思った。
買う前から決めていたブランドは「バング&オルフセン」。
何よりもインテリアとしてのプロダクトデザインが群を抜いて美しかった。
ウキウキ気分で六本木AXISのショールームに足を運び、何とか買えそうな「BeoSound1」を試聴した。
アコースティックギターの調べが流れる店内で、お洒落なお姉さんに声をかけて、
トレイに入れたCDは、アヴェレージ・ホワイト・バンドの「Feel No Fret」。

「とてつもなく合わねぇ!」

お気に入りだった6曲目「Atlantic Avenue」のサンバ調のリズムが、
BeoSoundの特性とも、店の雰囲気とも怖いほど真逆に感じられた。

今度は大好きなソウルミュージックを鳴らすシステムを求めて量販店に行く。
店員さんが勧めるのはONKYOの高級風なミニコンポで、
鮮やかな音色に一瞬耳を奪われたが、見た目が死ぬほどダサい。

その近くに置いてあったのが「American Sound System」という
どうなの? 的な名前のBOSEのミニコンポ(つかミニコンポしか置いてない)。
音質的にはONKYOより悪く感じたが、見た目もマシで、出てきた音のノリが
他の2機種よりはソウルに合っていると感じたので購入。

スタンドまで入れた「BeoSound1」の金額は確か26万ぐらい、
当時の自分としては分不相応な数字だったが見た目が素敵なので音が好みなら買いたかった。
ONKYOのコンポは15万ぐらいだったと思うが、あれを家に置くことは考えられなかった。
BOSEのセットは10万ぐらいだったろうか。見た目も音も妥協したので愛情は持てなかった。

予算も使い切れず、いい音も手に入れられなかったその後は、
ミュージックライフ的にもオーディオライフ的にも無味乾燥なものだった。
あのときオーディオ専門店に行っていたら違っていたのかもしれないが、
オーディオの知識を持たず雑誌も読まない自分にはその発想も浮かばなかった。

でもオーディオ業界の方も、オーディオファイル以外に目を向けないから
音楽好きでオーディオに興味を持ち始めた新しいカスタマーを逃していたと言えるかも。
「NAVI」や「ENGINE」などの車雑誌には必ず「洋服」や「腕時計」、
旨い料理店や趣味の良いドライブ旅行が紹介されていて広がりがあった。
カメラ雑誌だって「CAMERA MAGAZINE」なんかは、写真家と作品のエピソード、
趣味で写真を撮るという人生観が素晴らしい文章とともに掲載されている。

人が創造する素晴らしい芸術「音楽」を、こよなく愛する人へ届ける「指揮者」的存在。
オーディオの果たす役割はとても大きいと思う。
それでいて日々の暮らしに溶け込むインテリアでもあり、家族全員で楽しむ家電でもあったり。

この素晴らしい趣味が広がるには、メーカーさんやメディアからの新しいメッセージの打ち出しも必要だし、
自分のような末端のオーディオファンの心がけも大事だと思う。
この週末、我が家にロードバイクの友人たちが鍋をつつきにやってくる。
それぞれに多趣味であり、音楽も聴くし、使えるお金だって少しはあるはず。

彼らにそれぞれ好きな曲を我が家のシステムで聴いてもらい、
「気持ちよく聴こえるね」と思ってもらえたら本当に嬉しいんだけど。



by higemegaongaku | 2014-02-11 00:58 | オーディオ全般

ハイレゾ音源 の1

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都知事選の投票後、所用を済ませるつもりが積雪で車が出せなかった。
マンションの駐車場を一人で雪かきするのも何なので、今日はこのまま部屋で音楽鑑賞とする。

「ハイレゾ音源」にずっと疑念を抱いている。
最初にダウンロードしたのはビル・エバンスの定番「Waltz for Debby 192kHz/24bit」。
まずこれの印象が良くなかった。自分の耳ではピアノの高い音が耳につき、
大事な中低音も霧散して躍動感が感じられなかった。
続いて手にした「Explorations 88kHz/24bit」「Portrait in Jazz 192kHz/24bit」も同じ印象で、
「Moon Beams  192kHz/24bit」でやっと、CDからのリッピングデータより立体感を感じた。

元の録音が新しければ、もっと差が出るかと思い買ったのが、
ヘルゲ・リエンの「Hello Troll 96kHz/24bit」。
明瞭な高音、沈み込む低音、確かにレンジの広さや解像感など明確な差を感じたが、
CDの方も元々良い音だったので、比べなければCDで十分満足できると感じた。
ハイレゾ版は音の細部が耳に飛び込みすぎて、むしろ少し聴きづらいぐらい。。

ここまででハイレゾ音源に抱いた印象は、期待するほど音が滑らかでないこと、
鮮烈さは感じるものの時に高音が耳につき、躍動感は必ずCDより後退してしまうこと。
結果としてハイレゾ音源はHDDの肥やしになり、元の「44.1kHz/16bit」ばかり聴いていた。

「歌ものだとどうだろう?」

人の声ならもっともっと差が分かるかもしれないとダウンロードしたのは、
ダイアナ・クラールの「Quiet Nights 96kHz/24bit」。
ところがこれでハイレゾの印象が決定的に悪くなってしまった。
ダイアナの声もバックの音も同じような緩い音色になってダラダラと流れてしまう。

CDからリッピングしたデータは、多少音が固いものの歌声は生々しく、
バックの演奏も立体的で生き生きと鳴る。なにしろこっちの方がずっと音に厚みがある。
車で聴くiPod用にCDのリッピングデータを捨てて、ハイレゾからダウンコンバートした
「44.1kHz/16bit」のデータを作ったが、そっちを捨てて元のリッピングデータを残してしまった。

「逆じゃなくて!?」

これだと雑誌やネットで書かれている情報とまるで正反対である。
どんなに物理的な情報量が多くても、楽しく聴けなければまるで意味を感じない。
「SOULNOTE sd2.0」を導入してから、ハイレゾ音源も本領発揮かと思ったが、
聴き続けてみると大きくは先に述べた印象と変わらなかった。

ブルーレイのソフトはDVDとセット販売のものも多い。
ピクセル数の違いによる映像の緻密差は言わずもがなだが、聴き比べると音質の差も圧倒的に違う。
歪んで広がりの少ない「Dolby 5.1」や「dts 5.1」に比べると、
「Dolby TrueHD」や「dts-HD Master Audio 」は、澄み渡るような鮮烈感と迫力に溢れている。

映像品質が高まれば音の方も見合うレベルである必然があるのかもしれない。
ただ音楽だけを聴くのならCD規格ぐらいの情報量が適切で、
音楽の躍動感を抑えるほど細かい音や滑らかな音は必要ないのかもしれない。

よく言われる「CDを超える情報量による高音質」がそうだとしたら、
対応するDDCもDACも持つ自分としては、その恩恵をもちろん受けてみたい。
ただハイレゾデータに比べると、自分が買うJAZZのCDは2/3から1/3の価格。
それで十分というか、むしろ好ましい音が出てしまう。
「じゃCDでいいじゃん」とは思うのだが問題が一つ。

CDを持ってなくて最初からハイレゾで買ったアルバムは判断がつかなくて困る。
例えばヘルゲ・リエンの「Natsukashii 192kHz/24bit」は、素晴らしい音質だと思うが、
これがハイレゾの恩恵なのかどうかが分からない。
ビル・エバンスへのトリビュート「Memories of Bill Evans」もそうだ。
もちろんそれを確かめるために改めてCDを買うつもりはない。
ちなみにiPod用にこれらからダウンコンバートした「44.1kHz/16bit」は、
元のハイレゾデータより単純に音質が落ちているように聴こえる。

自分自身で決めるべきことではあるが、何せ耳に自信がない。
というか比べればその「違い」は分かるが、どっちが良いのかで迷う。
他の方は、ハイレゾ音源をどういうスタンスで捉えているのだろう?


by higemegaongaku | 2014-02-09 17:16 | オーディオ全般

CD購入

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出張から帰ると予定通り注文したCDが届いていた。

今回から自分の買物ルールを変えてみる。
今までは欲しくなったタイミングでさみだれに注文していたが、
今後は月頭に上限を「10枚」としてまとめて買うことにする。
「Mac mini」導入により、リッピング〜データ管理が少しだけ面倒になったこともあるけど、
何と言うか少し「自制」してみようと思う。。

購入したのは以下のアルバム

・Bill Evans「A Simple Matter Of Conviction」
・Bill Evans「Alone」
・Bill Evans「Empathy」
・Bill Evans「Intuition」
・Bill Evans「The Paris Concert, Edition One」
・Bill Evans「The Paris Concert, Edition Two」
・Eliane Elias「Around The City」
・Eliane Elias「Brazilian Classics」
・Eliane Elias「Eliane Elias Plays Live」
・Eliane Elias「Kissed By Nature」
・Eliane Elias「The Three Americas」

数えてみると11枚、早くも一枚オーバーしていた、、
新しいUSBケーブルを買わなかったので許容範囲としよう。

所有の「ビル・エバンス」はこれで27枚だけど、コンプリートにはまだ遠い。
最近「マーク・ジョンソン」にはまってるので、
今まで聴かなかった最後期のものを含めて買ってみた。

「イリアーヌ」の方はこれで11枚。エバンスより先に、昨晩から何枚かを聴きはじめている。
「ダイアナ・クラール」もいいけど、最近は彼女の虜になっている。
流れるようなピアノのフレーズ、透明感があって滑らかな歌声、ボサノバを含む多様な音楽性。
出張中もすでに持っていたアルバムを聴きまくっていたので、どうかと思っていたがまるで飽きない。

外は大雪だが、これから所用で車を出さなければいけない。
四駆でスタッドレスと車に不安はないが、滑って痛打を受けそうな自分にビビっている。。








by higemegaongaku | 2014-02-08 09:51 | オーディオ全般

空きスペース

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DACやアンプには複数の端子がある。

同軸デジタル入力×2、光デジタル入力×1だった一つ前のメインDAC「HEGEL HD11」では、
CDPからの同軸出力、DDCからの同軸出力、AirMac Expressからの光出力と全ての端子を埋めていたが、
現在のシステムの「SOULNOTE sd2.0」で言えば、同軸デジタル入力が一つ、光デジタルが一つ。
プリアンプとして使ってる「sa1.0」だと、アンバランス入力が丸々三つ空いている。

多々ある端子の数は、柔軟な使い方に応じられる余裕と受け取ればいいのだが、
生来の貧乏性からか、空いているとなんとなく埋めたくなってくる。
また、オーディオファイルの端くれとしては、DSD音源を試したことがないのが気にはなっている。
※心から興味あるのか? と言われると自信はないが、、

SACDプレーヤーやDSD対応DACなら、アナログ出力を「sa1.0」のアンバランス入力へ入力したい。
SOULNOTE機器とは、まず奥行きのサイズが合わないであろうSACDプレーヤーはともかく、
DSD対応DACについては実際、何かいいのあるかなと検討することもある。

音楽と同じくらい映画も好きな自分としては、リビングで使っているBOSEのホームシアターと別に、
SOULNOTE機器+B&W CM5の音で映画を観ると、どんなかなという気持ちも多々あった。
ブルーレイプレーヤーからの光出力をsd2.0に通してみると? なんて考えるとワクワクしたし、
また、プルーレイブレーヤーはSACDプレーヤーとして使えるものも多いので、
その場合はsa1.0にアナログ入力で入れることになる。

などなど色々考えはするがスピーカー間にTVを入れると思うと萎えてしまう。
音楽だけを聴くときには使わない、真っ黒な四角が目に入るのは耐えられない。
こっちが良すぎてリビングのホームシアターが放置になっても困るし。

では機器の増設はやめといて、ソフトはどうかと目先を移すがこれも難しい。
PCMのハイレゾ音源はいいんだけど、先にCD規格の音を知ってないと差が分からないし、
すでにCDPまたはリッピングデータで聴きまくったアルバムは、
ハイレゾデータを買っても曲に新鮮な印象がもてなくて嬉しくない。
結局、CDで買ってCDPとデータで鳴らし分ければ十分だという結論に戻る。

Mac miniの環境もしっかり落ち着いたし、目の前のシステムも良い音で鳴っている。
落ち着いて音楽に没頭すればいいのに、なぜ次のテーマを探してしまうのだろう。。




by higemegaongaku | 2014-02-02 16:51 | オーディオ全般