カテゴリ:映画( 6 )

ホラー

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久しくブログを更新してなかったけど、映画に音楽と週末を楽しんでいる。
たいていブログを書くときは、機器やセッティングに不満があるときなので、今は無いということになる。

仕事のストレスが溜まっていたこともあり、先週末は土日で9本と映画を観まくった。
同じ姿勢で眼を濃くししたので、帰って疲れが増した気もするが、
ここのところ鑑賞を抑制していたホラー映画を解放した。

ギレルモ・デル・トロが製作総指揮した「MAMA」をはじめ、
未見だった「永遠の子供たち」やニコール・キッドマンの「アザーズ」。
子供のとき依頼の「オーメン」「オーメン2」、そしてリメイクの「オーメン666」など。

最新の作品を音響も凄まじいブルーレイで観るのも至福だし、
色褪せない名作を改めてブルーレイで観るのも興味深い。
嫌なのは、明らかに高画質・高音質で観るべき作品がDVDでしか出ていなかったりすること。
年代も古くなく、内容が素晴らしければ素晴らしいほど不満足感が残る。



by higemegaongaku | 2014-06-15 23:34 | 映画

人生観

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「インドに行ったら人生観が変わる」それが本当なのか?
変わるとしたらいつの瞬間なのか? 渡航中は興味深く注意していたが、
特に目立った変化は感じられなかった。

そう思っていたけど、日本に戻ってからじわじわ来ている。嗜好性の変化。
40代で突如目覚めてからこの数年はジャズ一辺倒。
ボウイの復活作「The Next Day」もウルトラヴッオクスの復活作「Brilliant」も
聴いて良いと思いはしたが、数回聴いてそれっきり。

ソウルもファンクも卒業してこれからはジャズオンリーかと思っていたが、
まさかのヒンディーPOPSに夢中になってしまっている。
映画もそうで週に数本はホラーを見ないと気が鎮まらなかったが、
最近はボリウッドでブルーレイ化されているものを中心に何本か集めている。

はるか昔に「踊るマハラジャ」を見た時は、あまりのゴチャマゼ感に付いて行けなかったが、
愛や笑い、憎しみに哀しみなどあらゆる要素を持っていないと芸術と認めないという
インド特有の芸術観を知るにつれ評価が180度逆転した。

インド映画では、プロモムービーさながらのダンスシーンが、ふんだんに盛り込まれている。
自分はこれについててんこ盛りお得セットか何かと勘違いしていたが、
ダンスシーンに入る前には、必ず感情が高ぶるシーンが出てきてその延長に踊りと歌があると気づいた。

実際にインドの人もそうだったが、皆その時の気持ちをはっきりとオモテに出す人が多い。
映画の歌の中でも「君の心を手に入れたなら、僕は世界の王!」とか
「ねぇ教えて? 君は美の化身?」など、くっきりはっきりした歌詞ばかり。
語らずして愛を伝えるとか、秘めた想いを大切にする日本とは正反対だ。

数年前の映画だけど、写真の「恋する輪廻」も、感情もあらわに愛を叫ぶ主人公が大活躍。
溢れんばかりの色彩につつまれて可愛らしく踊るヒロインは、まさに美の化身のよう。
露出が高い服を着ていても、宗教観念があるので卑猥な嫌らしさとは無縁。

莫大な人口の中で様々な階級の人がいる国らしく
誰が見ても楽しく、美しく、泣いて笑って感動できる要素がたっぷり入っている。
むろん上映時間も基本は3時間とこれまたたっぷりだ。

色々つらいこともある人生だからこそ、
時を忘れてしまうような世界へと連れていってくれるエンターテイメントの王道。
それをそのまんま素直に「好き」と思える変化に驚いている自分がいる。

by higemegaongaku | 2014-05-01 00:16 | 映画

キャリー

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日本食に熱い風呂、自分のベッドで熟睡すること。
帰国後にやるべきことは多々あったが、意外にも最も飢えてたのはホラー映画だった。
機内で「ゼロ・グラビティ」とか「キャプテン・フィリップス」など見たのだが、
さすがに画質・音質ともにアレだし、なによりホラーじゃなかった。

「キャリー」は子供の頃、何度もテレビ放送で見ていたが、
クロエ・モレッツ主演の新作を見るにあたって、渡航前にブルーレイで見ておいた。
月日の流れにして実に30数年ぶりの再会となる。

実のところ最後のシーンに驚いたことぐらいしか覚えておらず、
幼くてストーリーの主旨も十分に理解できなかったが、
改めて見るとこの映画はすばらし過ぎる傑作だった。

透明感に溢れる美しいシーンの数々と、明確に伝わってくる主人公の心の動き。
殆どのシーンが時代を超えているが、キャリーが復讐をとげるハイライトシーンだけが、
1976年制作という時代のせいでどうにもこうにも古くさい。

この点、クロエちゃんの最新版では、同シーンが胸の空くような迫力で表現されていた。
あまりに可愛過ぎる容姿により、イメージと違いすぎるとの評価が多いが、
純粋な演技だけでいったら素晴らしいものがあったと思える。
あれで、もう少しだけダイエットして顔色をさらに悪くメイクしていたら
評価もまた違ったものなってた気がしてならない。

いずれにせよ自分は二作続けて観たので、ほどよく脳内で新旧がミックスされた。
新作のブルー例に収録された別バージョンも近々観てみたい。



by higemegaongaku | 2014-03-16 22:39 | 映画

傑作

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【きっと、うまくいく】
仲の良い3人組の現在〜学生時代〜現在を綴る3時間の大作だ。
感動路線の映画が苦手で、インドにも特に興味のない自分には、大気圏外の一本だったが、
四十男が見終わる間にすばり4度も泣いてしまった。
気持ちがそうであるだけでなく、本当に涙を流してしまったのである。
涙の理由は、単に悲しいとか嬉しいでなく、胸の奥底にドンと響く種類の感動。
このダサいパッケージからは想像もつかないが、
自分にすすめてくれたのが、絶対の影響力を与える先輩だったので、
信じてブルーレイで購入して大正解だった。
しばらく周りにも「絶対見て」とすすめまくるつもり。
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【ミスト】
「ウォーキング・デッド」を立ち上げた張本人、フランク・ダラボン監督2007年の作品。
世間的には、「ショーシャンクの空に」の方が遥かに評判が高いが、自分は全くメーターが振れなかった。
この「ミスト」は、軍による実験の失敗によりアメリカの田舎町が謎の霧に包まれるという
ベタベタなパニック&ホラーだが、ホラー好きとしてあらゆる部分で至高の一本と感じている。
この映画をこの映画たる物としている有名なラストは、重く重く心に残る名シーン。
主人公の脇を固める登場人物が、「ウォーキング・デッド」とかぶりまくってるのも嬉しいポイント。
監督が本来意図していたというモノクロ版がリリースしたら、絶対に入手すると固く誓っている。
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ノートブック、DDC、ポータブルHDのボードとなる端材をBRIWAXで着色した。
安っぽい板に古木的な質感が加わり、30円のかまぼこ板が150円ぐらいになった気がする。
ノートブック用には、これと別にウォールナットの無垢材を発注済、
到着したら透明ゴムでないインシュレーターを与えて綺麗に仕上げる予定。





by higemegaongaku | 2014-01-08 00:08 | 映画

リメイク映画

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映画に関する前回の話で、未見で買うのは控えようと書いたが控えてない。。
まとまった時間がとれる年末という次期もあり、今日までも膨大な数の作品を見続けている。
そんな中でいたく気に入ったのが上の一本。

【ジャッジ・ドレッド】
大好きなヒーローものいうのもあるが、非道な悪に容赦は要らないという図式は、
「鬼平犯科帳」「ダーティーハリー」「ドーベルマン刑事」など自分が好むテーマでもある。
95年のスタローン版も見たはずだが、記憶は一切残っておらず再見もしたくないので、
それほどでもないクォリティだったかもしれない(デモリションマンは面白かった)。
ヘルットから覗く口元も渋い、新しいドレッドの役者は「カール・アーバン」。
誰かと思ったら「ボーン・スプレマシー」でヒロインを殺したスナイパーの人。
多くの映画で見かける人だが、本人の素顔はメットをかぶったドレッドのイメージとは大分違う。
適地に潜入して、期せずして閉じ込められて、超少数(2人)で多勢(100人ぐらい?)と
戦わざるを得なくなるという、無駄を完全に排したシチュエーションとストーリー。
「ダイ・ハード」のようにガッツで突破するのでなく、
プロとしてのハイレベルな戦闘能力と判断力で向き合う姿が実にクールだった。
未来都市の風景や、バイオレンス感、臨場感あふれるサラウンドともに十分以上な佳作。
スチールブックのパッケージも所有欲を満たしてくれる。

ここから紹介するのは数ヶ月前に見たものばかりだが、「トータル・リコール」を例外として、
最近のリメイクものは秀作が多い気がしている。
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【死霊のはらわた】
ホラー映画の金字塔、サム・ライミのオリジナルとは意味・価値ともに異なるが、
説得力を加味したストーリー展開、あまりに美しい色調とライティングなど
非常に気に入った。巨匠よりバトンを渡されたフェデ・アルバレス監督は天才である。
POVが全く好きになれない自分としては、王道のホラーがリリースされることも実に嬉しかった。
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【遊星からの物体X ファーストコンタクト】
これまた巨匠のジョン・カーペンター監督による不朽の名作「遊星からの物体X」の前日憚。
ジョン・カーペンター作品は大好きで何本も見てるが、本当に本当の傑作って恐らく
82年の「遊星からの物体X」だけじゃないだろうか。
「ゴースト・オブ・マーズ」なんか典型だけど、大抵中盤までまずまずで、
後半から「エ?」というのが多い気がする。。
その点「物体X」だけは、オープニングからラストまで完全・完璧な真の傑作。
その巨匠版に比べると「ファーストコンタクト」は、深みも恐怖もドラマ性も大幅に落ちるが、
作ってくれただけで心から感謝したい。冬に見ると極限の寒さも倍増する。

あまりに見すぎて書くのが追いつかないが、映画の話も時折載せていきたい。
モニターを閉じたら、今夜の残りはチェット・ベイカーを流して眠りにつこう。



by higemegaongaku | 2014-01-03 00:16 | 映画

冬のブルーレイ

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クリスマスの時期だとブルーレイ的には夏の大作映画が発売される。
基本的には「AppleTV」でレンタルするのだが、必ず買うであろう映画は映画館にも見に行かず、
ブルーレイディスクの発売を楽しみに待って手にしている。
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連休中に見たのは、この三本

【パシフィック・リム
もともと「ギレルモ・デル・トロ」監督の映画に好感を持っていたが、
トレーラーを見た段階で映画館には行かずに買おうと即決。
昭和40年代生まれの自分にとって、最新映像で暴れ回る巨大ロボットというだけで価値はある。
ストーリーに細かい注文をつける気も毛頭なかったが、想像以上に子供っぽかったな、、が正直な感想。
騒がしさが魅力的な主人公と、毒々しいほどのやり過ぎ感に溢れるアクションシーンなど
同じロボットものなら「トランスフォーマー」シリーズに大きく軍配があがった。
「ドーン、ドドーン」が延々と続く音響デザインもいささか単調で退屈してしまった。

ワールド・ウォーZ
ジョージ・A・ロメロ監督を敬愛する自分にとって、映画のジャンルで一番好きなのがゾンビもの。
制作予算を含めたスケールの大きさを知り、この映画にも多大なる期待をかけていたが、
見終わった感想はプラスとマイナス合わせて、まぁ普通だったなという感じ。。
良かったのは膨大な数のゾンビ群をはじめとする大金をつぎ込んだ映像、
マイナスは絶望的な世紀末感と、人間の持つ意思力の大幅な欠如。
音響デザインもこれといった印象は特に残らず最新アクション大作としては物足らない。
TVドラマ「ウォーキング・デッド」の完成度を知り、固唾をのんでストーリーを追っている人ほど、
比較するのが気の毒になってしまうだろう。映画は時間に縛りがあると言っても
ロメロ監督の「Dawn of the Dead」や、「Day of the Dead」、
トム・サヴィーニ監督の「Night of the Living Dead」、
ザック・シュナイダー監督の「Dawn of the Dead」など心に残る作品はいくつもある。
ただ、希少な大作ゾンビ映画なので、続編が出たらまた買うことは決めた。

マン・オブ・スティール
子供の頃は一に「スパイダーマン」で次に「バットマン」、スーパーマンは圏外、
近代だと「X-MENシリーズ」に、サム・ライミ版「スパイダーマン」。
マーベルのアベンジャーズシリーズなら「キャプテン・アメリカ」と「ハルク」が好き。
このスーパーマンのリブート映画は、正直言って少しも期待していなかった。
マスクをつける他のヒーローに比べると素顔のままで、ダサいタイツにマントのカラーリング。
一体どこを好きになったらいいの? というのが今までのスーパーマンのイメージ。
子供の頃見たクリストファー・リーブ版は、飛行シーンのSFXだけが好きだった。
DCで評価の高いクリストファー・ノーラン版「バットマン」の重さが少し苦手な自分は、
監督がザック・シュナイダーであるその一点のみで予約した。
結果は大満足、というよりその完成度と面白さにかなり驚いた。
ヒーローの現代社会へのおとし込みの解釈、各登場人物の必然性と名優で固めた演技力、
凄まじい炸裂音とともに加速する飛行シーンをはじめ、随所で印象に残る音づくり。
「スーパーマン格好いいじゃん」。。
主演男優自体の顔が格好良いので、必然的に新スーパーマンは顔も素晴らしく格好良い。
未見だった「スーパーマン リターンズ」も思わず注文してしまった。
監督も大好きなブライアン・シンガーだし、最新の「マン・オブ」と比較してみたい。
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ここ2年で集めたブルーレイディスクもそろそろ200枚。友人にはプチTUTAYAと呼ばれている。
ところで「AppleTV」による配信は、最近すべからく画質が向上している。
音質は未だ及ばないが、明確だったブルーレイとの画質差はかなり縮まってきた。
今後は未見で買うのを控えめにし、一度見たけどぜひ買いたいものに絞っていこうと思う。
本来それがあたりまえな気もするが。。



by higemegaongaku | 2013-12-25 00:00 | 映画