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B&W CM5 の1

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ソウルノートのシステムと合わせている「B&W CM5」。
オーディオ趣味の人なら必ず知っているメーカーの知ってるスピーカーで、
入門、またはその次に買うぐらいの価格帯となるブックシェルフ。
自分自身も、有名・売れ筋の製品を基準にしてみたくて、1年ぐらい前に「KEF iQ30」から買い替えた。
iQ30も十二分に売れ筋の入門機種だと思って買ったのだが、
腰の据わらない弱々しい音がどうにも気に入らなかった。

ならPM1など、もう少し上位の機種に買い替えれば良かったのかも知れないが、
価格に対する評判の良さと、30万近いスピーカーはまだ早いという気持ちもあって今に至っている。
CM5も、もともとは「ソウルノート sa1.0」単体に繋いでいたので、
iQともどもスピーカーは8Ωで比較的能率が高いモデルをと考えていた。
「情報量の多さ」「音の力強さ」など、購入当初はiQ30との差に感激したが、
毎日聴いているとその感激も当たり前になり、iQの音自体も忘れてしまっている。

そもそも経験値が少ないので、他のスピーカーと比べてどうかというのも知りようが無かったのだが、
昨年「ソウルノート本社へ来ませんかキャンペーン」と、吉田苑さんのイベントに参加できた。
その機会に「Fundamental RM10」を聴かせていただいたので、
高性能スピーカーが放つ音、メーカーが考える音を知る貴重な体験となった。
もちろん自分のCM5とは全くもって段違いである。
同じB&Wの805Dも、とある売り場で聴く機会があったが、これもCM5との大きな差を理解させてくれた。
いずれにせよ良いスピーカーは言葉にならない「良い音」を放つと感じる。
805Dなど最悪な設置環境だったが、それでも明らかな格の違いが分かってしまった。

「終のスピーカー」なんて言葉にも憧れるし、自分もいつかは代名詞となるようなモデルを手にしたい。
だが、今の自分にはまだ試すべきこと、そして試したいことが膨大にあると思っている。
部屋環境を含めたスピーカー設置のトライ&エラーをくぐり抜けないで、
高額モデルを手にすることがはばかられるというのもあるが、
試行錯誤することで得られる経験を味わってみたいというのが一番の理由だ。
そのためにも、質の良い入門機だと信じているCM5には、まだまだこれから頑張ってもらいたい。
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ウォールナット無垢材のオーディオラックを作った今、
天然木の突板仕上というのが信じられないほど安っぽい質感はともかく、
WengeカラーのCM5の見た目と色合いはとても気に入っている。
現状だと背面壁から30cm弱しか離せないため、リアバスレフポートにはチューブ状のスポンジ。
ケーブルは
・Fundamental純正ケーブル+CM5付属ジャンパープレート
・Fundamental純正ケーブル+他社スピーカーケーブル加工のジャンパーケーブル数種類
・Zonotone 6NSP-4400S Meister バイワイヤリング
を試した後
・Fundamental純正ケーブル+WireWorld OASYSジャンパープレート
におちついた。
ワイヤーワールドのジャンパーケーブルは、様々な組み合わせの比較に疲れきって、
あくまで見た目と色合いだけで選んだが、特に悪いところも無いと感じている。

じつはsd2.0を入れたときから、はじめて高音がキツイと感じ始めていた。
sd2.0や新しく加わったケーブル類のエージング不足もあるのだろうが、
このDACを入れてから明らかに変わったことが一つ。
ボリューム位置を今までより上の方まで回してしまうのだ。
低ノイズだからとか、フラットだからとか技術的にも色々あるのだろうが、
日中など調子にのって音量を上げすぎると、低音が暴れまくり床も盛大に振動を始めるし、
もちろん高音も耳についてくる。

ふと、思いつき、スタンドとCM5を固定しているボルトを確認したみたら、案の定ゆるみまくっていた。
今までよりも大きな音量で聴き続けたために、ゆるみもどんどん加速したようだ。
おまけにレンチで回しながら外す際にキーキーと不快な音も発するので、
嫌というほどグリスを塗って締め直したら音の印象が少し変わった。
ピアノの金属的な歪みが抑えられ、ベースラインの曖昧さが軽減された。
物理的な振動変化は僅かなのだろうが、聴いた印象はしっかりと変わってしまう。

ネットや本で知るオーディオ歴の長い方と同様に、自分もこういうところに面白みや楽しさを感じてしまう。
ロードバイクに最も熱中していた数年前も、フレームの全塗装をはじめサドルやホイールなど、
随所にこだわって原型をとどめないぐらいカスタムしてしまった。
(大きな作業はプロにお願いした)
自分が走りやすいように自分で考えてバイクをカスタムするのと
好きな音楽を好きな音で聴くための努力ってのは、全く持って同じ楽しさだと感じる。








by higemegaongaku | 2014-01-04 00:26 | スピーカー
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