<< SOULNOTE sd2.0 の4 Nikonの新型カメラ >>

SOULNOTE sd2.0 の3

f0312912_11273965.jpg
「SOULNOTE sd2.0」エージング約2週間後の途中経過。
経過なので結論はまだ先だが、正直、ちょっと困惑が続いている。
新しいDACを入れて「わぁ、音が良くなった!」と簡単に終わる話じゃなそうなので困っている。
一言で言うと「上流・中流の情報がありすぎる」、言い換えると「下流」が付いていけてない感じ。
どうも有り余る程の情報量、正しくは本来の情報量をラック・スピーカー、
もしくは部屋自体?が持て余してる気がしてる。
f0312912_12380001.jpg
例えば、ダイニングの簡単システム。
HEGELのDAC「HD11」をホームシアターの方に移したので、これ以上無いほどシンプルになった。
AirMac自体をDACとしてBOSE1705へベルデンのアナログケーブルで出力し、
スピーカーケーブルを銀メッキのベルデンから銅線のJBLへ変更。
低音の不足と強めの高音を抑えるため、制振ゴムのインシュレーターを挟んだ。
気軽なシステムだからこそ、ゆるめのセッティングで十分に心地よい音が出ている。
多分チープゆえのバランスがうまく行っているような気がする。
ダイニングテーブルという劣悪な土台に乗っているが、ここでは音量もあげないし
スピーカーサイズからすると、前後左右に広大なスペースがあるので音の広がりが気持ちいい。

これに比べるとメインシステムの方は、高・中・低とまんべんなく溢れ出る音がフローしているようだ。
現時点での各入力経路の感想は

1. sc1.0をトランスポートとして同軸デジタルで入力
 全入力で高・中・低音のバランスが最もフラットで、音の印象は極めて鮮烈。
 ソースとDACをつなぐ要素もFunadamentalの同軸ケーブルだけなのでメーカーの目指す音に最も近い。
 あまりに鮮烈すぎる音のつぶてに耳が付いていかないぐらい。癒しではなく真剣な音。
 ダブルベースのフレーズ毎の繊細さがかなりリアルで、寝転んで聴くのに唯一失礼さを感じる音。

2. 44.1khz/16bit音源をMacからDDC経由で同軸デジタルで入力
 1.に比べて響きがのりつつ、少し抑えられた高音が聴きやすい。
 そのせいもあって低音は強め。音量を上げるとボンボンして聴きづらい。
 寝る間際の小音量リスニング時には、それが微妙なラウドネス効果を発揮している。
 Macの再生ソフトは「Audirvana」、DDCへのUSBケーブルや、DDCに追加した独立電源など
 sd2.0までの間に入る要素が最も多いので、鮮度や透明感では1.に劣る。

3. ハイレゾ音源をMacからDDC経由で同軸デジタルで入力
 今までのDACだと滑らかだが弱々しくなる印象で、音に芯を感じる44.1khz/16bitの方が好みだったが、
 sd2.0だと44.1khz/16bitと違う魅力がうまく再生できそうな印象。高・中・低音のバランスもフラット。
 1.の音が少しほどけて鮮烈感と滑らかさとのバランスの良さが多いに有りだと思える。

4. AirMac Expressから光デジタルで入力
 高・中・低音のバランスは1.と同じくフラットで、鮮烈感を抑えた印象。
 想像していたより悪くない、というかかなり良い。BGMとしての聴きやすさも一番。
 光デジタルケーブルは、現在のオーディクエスト「OptiLink Vodka」で打ち止めと決めていたが、
 こんなに良いならもっと上を目指したくなるぐらい。

5. MacからUSBケーブルで入力
 意外な伏兵といったら失礼だが良い。というか相当高いレベルで良く感じる。
 Macとの間がUSBケーブルだけなので鮮度は抜群、音の芯もかなり力強い。
 ゆえに手持ちの二つのUSBケーブルの違いがもろに音に現れる。
 ■SUPRA USB2.0
 全てのバランスが1.に近いが、音のニュアンスがちょっと無味無臭な感じ。
 ■ZONOTONE 6N・USB-Grandio 2.0
 味が濃い。高・中音は1.と全く違う解釈でシステム自体が変わったかと思うほど。
 低音もそうで、量も多いに増すが独自の解釈でうねっている。
 全体に独自のスモークがかった響きが乗って最先端JAZZも少し古い録音に聴こえる。

 ただ、SUPRAがよくてZONOTONEが悪いかというとそうでもなくて、
 ここまで音が変わるならカートリッジのような感覚で遊べるのかもしれない。
 USBケーブルも高い製品がたくさん出てるので、のめり込むと散財してしまうだろう。
 SOULNOTE製もしくは、メーカーお勧めのUSBケーブルなどあれば
 自分のような羊ユーザーは迷わずに済むのだが。 

いずれにせよ、購入直後と今でもsd2.0の出音はけっこう違って来ている。
今まで出過ぎる低音ではあまり悩まなかったが、入力経路の違いをsd2.0が明確に描き分けるので
経路によってはCM5自体が低音を制動しきれてないような印象を持ち始めている。
今ひとつビシっと座っていないラックにも原因があるのかもしれない。
sd2.0については、年が明ければエージングも余裕で100時間を超えるので改めて書いてみたい。



by higemegaongaku | 2013-12-15 13:57 | DAC
<< SOULNOTE sd2.0 の4 Nikonの新型カメラ >>