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SOULNOTE sa1.0 の3

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↑名車「ヨタハチ」を感じさせる「sa1.0」の憎めない表情。

オーディオって他の趣味よりも、恥ずかしい思いをすることが多い気がする。
今日、正しいと思ってたことが、明日には一気に崩れさる。
無知からくる思い込みと勘違い、自分で考えてたことや人に話したことに
後から汗が吹き出る思いをすることばかり。。
特に過去に使っていた機材は、書きたいものばかりでないのは自分だけ?

さて前置きが長いが、小さなBOSE1705から、人生初の立派なプリメインとして導入した「sa.1.0」。
そこから今現在にいたる流れは、恥ずかしいのでなるべくささっと書いてみる。

sa1.0導入前のプアなセットは
Mac → AirMac → 光でCARATの小型DAC → BOSE1705 → BOSE AM-5
ソウルや女性ヴォーカルはそんなに悪くなかったけど、悩んでいたのはビルエバンスやECMなど
透明感のある澄んだ音が全く聞こえなかったこと。
※すでに何だかとても恥ずかしい、、

■アンプを「BOSE 1705」から「sa1.0」に変更
 「AM-5」から聞いたことのない綺麗な高音が鳴りだす。
 同時に数少ない持ち味だったボーカルの張り(中域)が弱まる。
 期待の低音は変わらず。パワーケーブルやラインケーブルを交換して悪戦苦闘。

■スピーカーを「AM-5」から「KEF iQ30」に変更
 高音が俄然奇麗になるが、それ以外は全般に音がか細くなった印象。
 変化を確認するためにいつもかける「アヴェレージ・ホワイト・バンド」の
 「Pick Up the Pieces」のベースがかつて無いほど人工的に聴こえてガクンとへこむ。

■サブウーファー「FOSTEX CW200A」を追加
 低音出たけど、中低音〜中音がひっこむ。レベルやクロスオーバー、
 置き方など色々工夫したが中途半端な感じが否めない。

■パワーアンプ「SOULNOTE sa4.0」を追加
 高音の奇麗さはそのままに中低音が「グン」と出て嬉しさがこみ上げる。
 家に帰って聴くのが楽しみでしょうがなくなりはじめる。
 ※今考えるとここでやっと常識的なフラット加減だったかも、、

■DACを「CARAT-SAPPHIRE」から「HEGEL HD11」に変更
 これまでの音に厚みと瑞々しさや繊細感が大幅に増してけっこう満足。

■スピーカーを「KEF iQ30」から「B&W CM5」に変更
 有名なメーカーで定番のものという基準点が知りたくなり導入。
 あらゆる面でiQを超え、もう自分にはこれで十分という感じ。
 サブウーファーを切っても低音は十分に出るが、
 奥行きが無くなるためごく僅かにアシストさせている。

■CDプレーヤー「TEAC PD-H600」導入
 買ったばかりのCDは、まずリッピングしないと聞けないことがもどかしくなったのと、
 ちゃんとしたCDプレーヤーを買ったことがなかったことで決断。
 生産終了のsc1.0を探したが、オークションにもブラックカラーは殆ど出て来なかったので、
 見た目も好みだったこれを購入。アナログ・デジタル両方の入力を試したりして遊ぶ。
 CDをケースから出して、カラフルなレーベルを目に入れながらトレイに置き、
 プレイボタンを押してからジャケットを眺める昔ながらの所作の魅力を再発見。

■CDプレーヤー「SOULNOTE sc1.0」導入
 この2年で最大の衝撃。高音・中音・低音でなく、曲そのものに耳が行く。
 聴いたことの無いほど澄んだ歌声の透明感、深く沈む力強いベースライン、
 繊細のブラシワークのさらに繊細な表情など、今まで聞いて来た曲に再発見要素が続出。
 どのアルバムのどの曲も決して飛ばさなくなる。もともと好きな曲はいっそう素敵に聴こえる。
 アルバムを聴き終える時間がかなり短く感じられる。CDを替えるのが忙しいぐらい。
 sc1.0だけが凄いのではなく、スピーカー以外がSOULNOTEに揃ったことによる総合力。
 あまりの落差に今までのDACとCDプレイヤーが一気に二軍落ちしたため、
 Macからの入力がストップ中、しかし、やはり通しで何枚分も聞きたいので対策を検討中。
 もともとPCオーディオにも親しんでいるし、どちらかといえば好きな方だと思っている。

この間には、アクセサリー類も細かく変更し続けた。
特に光デジタルケーブルは6本ぐらい試し、現在のAUDIO QUESTの「Vodka(ウオッカ)」で定着。
DDCにつなぐUSBケーブルもゾノトーン他を経て「SUPRA(スープラ)」で定着。
その他のラインやスピーカーケーブルもちょこちょこ試して、
現在はデジタル同軸を除き全て「Fundamental」で統一。
印象的なのは、SOULNOTEの機器にゾノトーンのパワーケーブルを繋ぐと
音質がラックスマン的に甘く煌びやかに変化すること。
(見た目もブルーのシースがアクセントになってSOULNOTEに凄く似合う)
その大きな代償として曲の持つ立体感や奥行きが殆ど感じられなくなってしまうこと。
(しかし、このケーブルをTEACのCDプレーヤーに繋ぐといい案配にギスギス感が緩和されたりする)
要は、ケーブルも機器全体を意識して作られた音と、個々の交換で印象づけるための音は
予想以上に違うかもなぁということを実感。

ここまで振り返ってはっきり分かるのは、自分はSOULNOTEが好きだなぁということ。

でも、決して自分が今まで使ってきた機器が劣っていたとか、
他のブランドと比べてここが良い、悪いなどとは思っていない。
ラックスマンとB&Wの音も本当に素晴らしかったし、
他のブランドにもワクワクするような製品はもちろんたくさんある。
ただバラバラの機器を分からないまま選んで組み合わせる不確かな自分の感覚よりも、
一つ筋の通った音をイメージして作られたブランドの機器で統一したほうが、
結果として、短い距離で音楽自体に没頭できると理解したこと。
同時に、代表者の想いが製品を通じて語りかけてくるような
このブランンドの考えにゆっくり共感していったこと。
なので、メインのセットは他ブランドの機器に入れ替えることはないだろうなと考えている。
※全く異なるサブシステムとかは有り(真空管とか)
しかし、SOULNOTEの中でも上流から下流まで色々あるので、
そこが楽しいというか悩ましい今日この頃。

その4に続く



by higemegaongaku | 2013-11-12 23:29 | アンプ
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