夜でも昼でも、家の中でも外でも音楽を楽しめる環境が整いました。 実際に、今回手にしたものはどれも中々素晴らしく、 スピーカーに比べて劣るといった印象は感じていません。 一方で、空気が溶け合い、耳に何も付帯物なく音楽を楽しめる スピーカーの心地よさ、音色の素晴らしさも再確認しています。 どちらが良い悪いではなく、それぞれの魅力がありますね。 ヘッドホンに対して最近思うのが、 専用アンプで駆動したらどうなんだろ? という素朴な疑問。 パイオニアにマランツ、トライオードにラックスマン。 すでに本格的なヘッドホンアンプを出してるメーカーはいくつもあります。 DSD対応DACやバランス出力端子など興味深いスペックも多々見受けられるのですが、 残念ながら胸を焦がすような存在感のあるモデルが見当たりません。 ヘッドホンジャックを持つ、手持ちのプリメインたちのおかげで 今出ている音にとりたてて不満がないのも理由かな。 もしソウルノートやアキュフェーズから ヘッドホンのことだけを考えた専用アンプが発売されたとしたら、、 その時は完全に抗えない気がしてます。 できればどちらもハーフサイズで出たら嬉しいですね。
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by higemegaongaku
| 2015-02-01 22:22
| ヘッドホン & イヤホン
今更デビューの自分なりに調べ、実際に聴いてみたけど、結果的に選んだのは定番モデルでした。 発売から10年以上を経て愛される名機、ゆったりした低音と聴き疲れしない高音。 これを選んだ理由は、上記の特徴がそのまま気に入ったからではありません。 プリアンプとして愛用しているソウルノート「sa1.0」に、AKG「K612 PRO」をつないだ音。 パリパリに乾いてやせた音が、エージング待ちなどと言ってられないほどつらく、 極端に612と音質が異なるモデルを探してたどり着いたのがこれです。 当初ゼンハイザーの中だけで聴き比べたとき、フワッと音が広がる「HD800」や、 全体的にまとまりのよさそうな「HD700」と聴き比べると、 もっさりモワモワの「HD650」は「無い」と決めつけてしまいました。 数日経ってみると、クッキリシャープだけど少し線の細い「sa1.0」には、 あれぐらい柔らかい音色のヘッドホンがいいのではと思い直したのです。 買って帰った後、数時間音楽を流し、恐る恐る頭に付け出てきた時の音。 「いけそう!」 さらに何日か音楽を流した後の音。 「かなりいい!!」 「sa1.0」と「HD650」の特徴が良い塩梅に混じり合って、 シャープさと柔らかさが両立したような音が出てきます。 けっこう強めの側圧が、もう少し緩んでくるとパーフェクトです。 そういえばDACを「sd2.0」で組み合わせてある「sa1.0」は、 ヘッドホン用のシステムとしても相当頼れる感じで気に入っています。 シュア「SRH1840」 色々と聴き比べて、ヘッドホン単体として一番音が気に入ったのがこれです。 スピーカーでの聞こえ方とは異なりますが、声や楽器の音がリアルで空気感があるように感じました。 細かい音がかなり聴こえるほど解像度が高めなのに、ギリギリ耳に刺さらないのがいいです。 これだと寝室の「sa1.0」に届きません。。 慌ててネットで注文したのが、ALPHA DESIGN LABS「IHP-35ML」。 「SRH1840」専用で3.0m、想定外でしたが早々にリケーブルです。 見た目は格好いいし作りもしっかりしていますが、これは自分に合わないようでした。 高域が持ち上がってグサグサと耳に刺さりまくりです。 この手はおそらく長時間エージングをすれば良くなると分かっていますが、 耳に近いヘッドホンでそれを努力する自信がなくてお蔵入り決定です。。 結局、寝室のSOULNOTEセットは「HD650」、 オーディオルームのアキュフェーズセットは「SRH1840」で落ち着きました。 実際の音も「SRH1840」は「E-360」と組み合わせた方が相性いいです。 ケーブルもこっちで使う分には2.1mで十分。 (重ね重ねケーブル買うんじゃなかった、、) #
by higemegaongaku
| 2015-01-25 19:21
| ヘッドホン & イヤホン
「DP-410」と「E-360」、そしてそれらを繋ぐRCAケーブル「YUKON」。 硬さや刺さりの類は完全に影を潜め、美しい霞を従えた伸びやかな高域、透明感あふれる中域、 いつのまにこんなに力強くなったのかと見間違える(聴き間違える)低域。 熟成もここまで進むとこっちのものというか、音楽を聴くのがますます楽しくてなりません。 解像度が高い機器は最初こそ聴き疲れますが、エージングさえ進めば大きな見返りが待ってますね。 今では生々しくもしなやかな音で鳴るSOULNOTEとB&Wのセットも、 最初の1年ぐらいは、薄い、硬い、キツイ等々ありました。 さてイヤホン・ヘッドホン沼に迷い込まないよう気をつけるはずですが、イヤホンを一つ追加しました。 先に買ったシュア「SE215」を大変気に入ったため、仕事と遊びのバッグそれぞれに 常時イヤホン入れておきたくなりました。でもせっかくなら違うブランドをと思って選んだのがこれ。 カラッとクリアに鳴るシュアに比べて、角がなく聴きやすい美音タイプですね。 それぞれに異なるタイプなので、結局バッグがどうとか関係なく日毎に付け替えて楽しんでます。 買い物って買った後に調べたくなることが多々あって、AKG「K-612 PRO」を買ったばかりなのに 初めてヘッドホン売り場へ。。(完全に順番逆) 雑誌やネットで各ブランドや製品ごとの特徴を調べつつ、実際に自分の耳で聴き比べることに熱中し始め、 日を変え店を変え都合4回も通ってしまいました。 当初は「値段が高い=良い音だろう=長く使えそう」と予想して、 ゼンハイザーの「HD800」「HD700」、ベイヤーダイナミックの「T1」「T5p」「T90」。 そしてウルトラゾーンの「EDITION8」、AKGの「K812」、GRADOなんかも聴いてみました。 次にその半分の価格帯のモデル、次にソニーやオーディオテクニカ、STAXなどの国産ブランド。 さらに各社の1万円前後のモデルもいくつか。 どんどん聴き進めるうちに、価格は音の絶対差に繋がらないかもと感じ始めます。 見た目や質感に限って言えば、価格の高い大型のものより、屋外向けポータブルタイプの方が よほど優れているとさえ思いました。 もちろん全てのモデルを聴けた訳ではないですし、上流もiPhoneなので鳴らしきれてないものも 数多くあったと思います。それでも多くのモデルを聴き比べたことで、 自分にとって必要な要素と好みの音がほどなく浮かび上がってきました。 ・明らかに見た目が気に入らないものは除外する。 ・300gを超えるものは見た目や音が良くても付けたくない。 (自分の頭が大きく重いので) ・側圧を含め装着して違和感を感じたり、痛くなりそうなものは外す。 (K612のイヤパッドが痛く感じるのも新たなヘッドホンを探す理由) ・エレクトリックベースがシンセベースに聞こえるほどの重低音は大嫌い。 ・耳が痛くなるほど鋭く、煌びやかな高音は大嫌い。 ・質感には拘らない(高くても安くても大きく差がないので) ところが、自分が聴く全てのジャンルを一台でうまく鳴らせるものが見つかりません。 解像度が高いタイプは、アコースティックギターは良くてもピアノが耳に刺さったり、 ハスキーなヴォーカルは良くても、張り上げる歌声は耳についたり。 ドンシャリよりマシとは言え、帯域がフラットすぎても聴いてて楽しくなかったり。 具体的には「HD800」で聴くヴァイオリンには度肝を抜かれましたが、 ヴォーカルは聴いててピンとなかったり。かと言って「HD700」なら何でもこなせそうだけど クラシックは完全に「HD800」に及ばなかったり。 「T1」はシャープでクリアでフラットだけど、あまりに冷静な鳴り方に 安心して身を(耳を)委ねられなさそうに感じたり等々。 本当は高くても一台で済めばいいのですが、そこはあっさり考えを切り替えました。 HD800の予算内で音が気に入ったものをいくつか選び、ほぼ同時に3台購入です。。 まだ1月なのに年初の決意(機器を買わないで使いこなす)が破られてます。 そして必要だから買うと思っていたヘッドホンにすっかり夢中になってしまっております。 写真以外のもう一台は只今取り寄せ中です。
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by higemegaongaku
| 2015-01-18 12:17
| ヘッドホン & イヤホン
各国でベストアルバムになったアルバムとのことですが、チャートに疎い自分は先週初めて知りました。 暗い荒野の風景を思わせるような重く暗い曲調と歌声。 過去のアーティストの影響はもちろんあるのでしょうが、全編に流れる空気感がまさに本物という感じ。 今この瞬間にも、世界のどこかで素晴らしい音楽が生まれてんだなぁと感慨に耽りました。 他のアルバムも即注文済みです。 説明不要のフェイマス・アーティストとのことです。本当に何も知らないなぁ、、自分。。 これは「ケイト・ブッシュのマルホランド・ドライブ風味」って感じかな、、違う? 違うね(汗) あざとくグラマラスで悪くない。自分としてはテイラー・スイフトより安心して聴けます。 「リッキ・リー」の「I Never Learn 」。 「リッキー・リー」というふうに紹介されましたが、なら「ジョーンズ」だろうと思う自分は47歳。 マドンナ、エンヤ、後期カーディガンズとか、色々混ざって掴みどころが難しいけどいいと思います。 シャンティさんのニューアルバム「SHANTI'S LULLABY」。クリスタルヴォイスたっぷりで気持ちいい。 線が細くて繊細な声と、しっかりと声を出すような歌い方の対比にとても魅力がある。 彼女はなぜか、めっちゃ応援したくなります(可愛いし)。 この方ももう10年だそうですが先々週ぐらいに初めて知りました。。 ステイシー・ケントやウィリアムス浩子さんともまた違う「癒し」の歌声。 歌、音ともに素晴らしい「Smilin'」というアルバムが特に気に入ってヘビロテ中です。 #
by higemegaongaku
| 2015-01-12 19:03
| 音楽
あけましておめてとうございます。 今年から態度を改め、少し丁寧語で書かせていただきます。 昨年は自分的にオーディオにお金をかけすぎたので、 今年は使いこなしにウエイトを置いていきたいと強く肝に銘じてます。 というわけで(え?)ギリギリ年末に注文した新しい機器が上の写真の二つ。 AKGのヘッドホン「K-612PRO」とSHUREのイヤホン「SE215」。 ここ数年盛り上がってますが、自分はヘッドホン類には全く興味がありませんでした。 オーディオ趣味自体が数年前からなので感覚が80年代のままというか、 ヘッドホンはあくまでスピーカーのおまけ的という古いイメージのまま。 じゃあなんで買ったのと言うと、ブームに乗ったわけではなく色々と必然があります。 今年もすでに予定がたくさん入ってますが、とにかく出張が多い自分は平日の帰宅が遅い。 一息ついてシャワーを浴びて音楽でもと思っても、12時を過ぎていることもザラです。 12時ちょい過ぎまでなら、小音量にも強いソウルノートセットで問題ないのですが、 それ以降はさすがに近所迷惑。 今までは諦めて寝てましたが、就寝前の数曲がもたらす癒し効果を考えると あまり気が進まないヘッドホンを使ってでも聴かないよりはマシとの判断です。 つか、これがヘッドホン本来の用途か。。 あと、プリメインアンプの「sa1.0」にヘッドホンジャックが付いているのも後押し。 イヤホンは打ち合わせや遊びの移動用、自分は公共交通機関があまり好きでなく、 音楽でも聴いてないと出掛けたくなくなるのでイヤホンは普通に使ってます。 今まではビクターの安いXXシリーズで、それでもまあいっかという感じでしたが、 一個しかないのでバッグを変えると入れ忘れたりして、電車がいきなり苦痛になるのです。 同じの買うのもなんなので、もう一個は少し良いものにするかなぐらいの感じ。 頭や耳に直接つけるものだから、店に出向いて試着・試聴するのが本筋ですが、 暴挙にも全てネットの評判だけで判断し、ネットで注文してしまいました。 スピーカーシステムと違い、欲しくて買うものではなく要るから買うものなので、 な〜んか心がときめかないのです。買いに行くのもたくさんある中から選ぶのも大変だし。 なので銘柄も無難な奴で、値段も決して高価にならないもの。 ヘッドホンは見た目でAKGで、室内のみで使うので開放型ということだけ決めてました。 密閉型に比べてスピーカーに近い印象というのがなんか良さそう。 イヤホンは「シュア掛け」してみたいのでシュアという激浅な理由で選んでたりして、、 両方足しても3万以下、、「YUKON」より安いな。。 もとより期待してないので、安いからそれなりの音ならそれでも問題ナシ。 エージング無しの「SE215」の第一印象は、「あ、やっぱこんなもんか」という感じ。 確信犯でドンシャリの「XX」に比べて、明らかにフラットになったけど、 音質のグレードそのものは微増レベル。いざ聴く段になって期待しすぎたかも。。 賞賛すべきは、耳に負担をかけないシュア掛けの付け心地と遮音性。 音の情報量もこの遮音効果で伝わっている気がします。 6時間ほど曲を流しっぱなしにした後、実際に道端や電車内で聴くと 付け心地といい音質といい「自然」というか「標準的」という感じがしてきました。 当初の目標はクリアしそうなので、これはこれでいいかな。 慣れるまで付けるのは、相当面倒くさそうです。 「K-612PRO」の方は、逆に第一印象から「オッ」と好印象。 iPhone直挿しだと、音量稼ぐのにヴォリュームMAXまで行きましたが、 「E-360」や「sa1.0」なら問題無し、もちろん音もプリメインの方がずっと良いです。 スピーカーに比べると、インピーダンスが「120Ω」って何か凄いですね。 買ったばかりでも、これぐらいの音で聴けると、エージング後はどれぐらいとか、 上級クラスだと、もっと素晴らしいのかなど気になってきますね。 のめり込んで何本も買ったりする方の気持ちが大いに理解できます。 使いこなしの年なんだから、新たな沼に迷い込まないように引き締めないと。。
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by higemegaongaku
| 2015-01-01 14:58
| ヘッドホン & イヤホン
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